「どのリードを買えばいいの?」――アルトサックスを始めたばかりの人がまず迷うポイントです。
リードは音を出す“心臓部”ともいえるパーツ。選び方ひとつで音色も吹奏感も大きく変わります。
この記事では、初心者〜上級者まで段階別におすすめリードを紹介し、柔らかさ・材質・メーカーの違いを徹底解説します。
リードの基本構造と役割
リードとは、マウスピースの先端に取り付ける薄い木片(または樹脂)で、息を吹き込むと振動して音を生み出します。

- 厚さ(強さ)番号: 2.0〜4.0(柔→硬)
- 素材: ケーン(天然素材) or プラスチック(合成)
- 形状: ファイルド/アンファイルド
初心者は「2〜2½」から始めよう
初心者は柔らかめ(2〜2½)を選ぶのが定番です。息が入りやすく、音を出しやすいのが特徴です。
| レベル | 推奨リード強度 | 特徴 |
|---|---|---|
| 初心者 | 2〜2½ | 音が出しやすく練習に最適 |
| 中級者 | 2½〜3 | コントロールしやすく音質安定 |
| 上級者 | 3〜3½以上 | 吹き応えがあり、表現の幅が広い |
おすすめブランド比較表
| ブランド | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Vandoren(青箱) | 世界定番。音が安定しクラシック向き | 吹奏楽・クラシック派 |
| Rico(オレンジ箱) | 柔らかく鳴りやすい | 初心者・ポップス派 |
| D’Addario Reserve | 厚みと精度が高い高級ライン | 中上級者 |
| Legere(レジェール) | 樹脂製で耐久性抜群 | メンテを楽にしたい人 |
| Forestone | 日本製ハイブリッド素材 | 安定感+自然な響きが欲しい人 |
リードの寿命と交換タイミング
リードは消耗品です。使用頻度にもよりますが、1〜2週間で交換するのが目安です。
- 音が出にくくなる
- 割れや歪みが出る
- 高音がかすれる
複数枚をローテーションで使うと、寿命が伸びて経済的です。
保管方法とメンテナンス
湿度や温度の変化で反りやすいため、リードケースで保管しましょう。
- 演奏後は水分を拭いてからケースへ
- 乾燥剤を入れるとカビ防止になる
- 「Reed Vitalizer」などの専用湿度キットもおすすめ
初心者が失敗しやすい選び方
- 硬すぎるリードを選ぶ(音が出にくい)
- 1枚だけ買って使い回す(劣化が早い)
- 保管を怠ってカビさせる
POINT:
2〜2½の柔らかめリードを複数枚ローテーションするのが、最も効率的です。
まとめ|自分に合うリードを見つけよう
リード選びは「吹きやすさ」と「音の好み」のバランスです。 同じ楽器でも人によって最適なリードは違います。
まずは王道ブランド(Vandoren/Rico)で2½を試し、徐々に硬さや素材を調整していくのがおすすめです。
価格:4774円 |
Vandoren ( バンドーレン ) / アルトサックスリード トラディショナル 硬さ:2 (10枚入り)

Vandoren ( バンドーレン ) / アルトサックスリード トラディショナル 硬さ:2-1/2 (10枚入り)

Vandoren ( バンドーレン ) / アルトサックスリード トラディショナル 硬さ:3 (10枚入り)

D’Addario Woodwinds ( ダダリオウッドウインズ ) / アルトサックスリード リコ 2.0

D’Addario Woodwinds ( ダダリオウッドウインズ ) / アルトサックスリード リコ 2.5

D’Addario Woodwinds ( ダダリオウッドウインズ ) / アルトサックスリード リコ 3.0

D’Addario Woodwinds ( ダダリオウッドウインズ ) / アルトサックスリード オーガニック レゼルヴ 2.0

D’Addario Woodwinds ( ダダリオウッドウインズ ) / アルトサックスリード オーガニック レゼルヴ 2.5

D’Addario Woodwinds ( ダダリオウッドウインズ ) / アルトサックスリード オーガニック レゼルヴ 3

