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プログラムチェンジとコントロールチェンジを理解

2025 10/21
MIDI
2025年10月21日

MIDIの世界には「プログラムチェンジ」と「コントロールチェンジ(CC)」という 2つの強力な“命令”があります。
この2つを使いこなせば、音色の切り替えも、ペダルやピッチ操作も、 すべてデータで再現可能です。

この記事では、これらの信号の違いと使い方をわかりやすく図解で説明します。


目次

プログラムチェンジとは?──音色を切り替える命令

プログラムチェンジ(Program Change)とは、 MIDI機器に「音色を変更せよ」と伝えるメッセージのことです。 たとえば「ピアノ → ストリングス」など、1台の音源内で瞬時に切り替えができます。

▲ プログラムチェンジでチャンネルごとの音色を変更。

各音色には番号が割り当てられています。たとえば:

番号音色名(GM規格)
001Acoustic Grand Piano(アコースティック・ピアノ)
041Violin(バイオリン)
049String Ensemble 1(ストリングス・アンサンブル1)
065〜068Soprano〜Baritone Sax(サックス系)

これらはGM(General MIDI)規格に基づくため、ハード・ソフト問わず共通して利用できます。


コントロールチェンジとは?──演奏中の“表情”を操る命令

コントロールチェンジ(Control Change)とは、 音の強さ・ペダル操作・モジュレーションなどを制御する信号です。 略して「CC」と呼ばれます。

▲ コントロールチェンジ(CC)は、演奏中にリアルタイムで音を制御する。

主なCCの一覧は以下の通りです。

CC番号名称主な用途
1モジュレーションビブラートの深さ
7ボリューム全体音量
10パン左右バランス
11エクスプレッション演奏の抑揚
64サステインペダルピアノの踏み込み
91リバーブ残響量
93コーラス音の広がり感

覚え方:
「プログラムチェンジ=音色の選択」
「コントロールチェンジ=音色の表現」


2つの違いを整理

比較項目プログラムチェンジコントロールチェンジ
役割音色の切り替え演奏表現の制御
メッセージ形式音色番号(0〜127)CC番号+値(0〜127)
タイミング演奏前に設定演奏中でも変更可能
例ピアノ→ギターに変更モジュレーションやペダル操作
使用頻度中〜高非常に高い(常時送信される)

DAWでの使い方

Cubase

  • 「インスペクター」からプログラムチェンジ番号を設定
  • CCはピアノロール下部の「MIDIコントローラー」エリアで編集

Logic Pro

  • リージョン情報内で「プログラムチェンジ」を挿入可能
  • CCデータは「MIDIドロー」で描ける

Studio One

  • 「オートメーションレーン」にCCデータを追加
  • 音源プラグイン内で直接プログラムチェンジも可能

応用:ライブで音色を切り替える方法

ライブ演奏では、フットペダルや外部コントローラーからプログラムチェンジを送信して、 曲ごとに音色を瞬時に切り替えることができます。

▲ 足元のコントローラーでMIDI音色を切り替える例。

🎛 おすすめ機材:
・Roland FC-300(MIDIフットコントローラー)
・Morningstar MC6(高機能MIDIスイッチャー)


おすすめツール・リソース

Roland FC-300(MIDIフットコントローラー)

iConnectivity mioXM(MIDIルーティング管理)

あらゆるMIDIデバイスを制御・統合するMIDIインターフェイスの決定版。USB-MIDI、DIN-MIDI、RTP / Network-MIDIを1つのデバイスにまとめ、簡単にルーティングやフィルタリング、再マッピングなどの設定が可能です。
あらゆるMIDIデバイスを制御・統合するMIDIインターフェイスの決定版。USB-MIDI、DIN-MIDI、RTP / Network-MIDIを1つのデバイスにまとめ、簡単にルーティングやフィルタリング、再マッピングなどの設定が可能です。

まとめ:MIDIを“操る側”にまわろう

プログラムチェンジで「音色」を、コントロールチェンジで「感情」を操る。 この2つを理解すれば、打ち込みもライブも思い通りに表現できます。

次回は、外部MIDI音源とDAWの同期・録音方法で、 ハード機材を活かす実践的な接続を学びましょう。


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MIDI CC コントロールチェンジ プログラムチェンジ リアルタイム制御 音色切り替え
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