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テンションコードでおしゃれな響きを作る

2025 10/20
音楽理論
2025年10月20日

「同じコードなのに、あの人の演奏は深みがある」
その違いの正体はテンションコードかもしれません。
7thコードに“装飾音”を加えるだけで、簡単にプロっぽい響きを作ることができます。


目次

テンションコードとは?

テンション(Tension)とは、コードに加える追加の音のこと。
主に9th・11th・13thが使われ、和音に奥行きや色気を与えます。

▲ Cmaj7に9thを加えると、音の層が厚くなり華やかに

基本形(Cmaj7)に、上の音を1〜2個追加するイメージです。 Cmaj7 → Cmaj9 → Cmaj13 と進むほど、響きが複雑になります。


主なテンションコードの種類

コード名構成音印象よく使われるジャンル
Cmaj9C E G B D柔らかい・爽やかポップス・バラード
C7(9)C E G Bb D明るく軽快ファンク・ジャズ
Cm9C Eb G Bb D切ない・ムーディR&B・ソウル
C11C E G Bb D F広がり・厚みジャズ・フュージョン
C13C E G Bb D A華やか・解放感ゴスペル・ビッグバンド

テンションの数字は、ルート(1)から数えた度数。
9th=2度上の音、11th=4度上、13th=6度上に相当します。


テンションを使うときの基本ルール

  1. テンションは“7thコード以上”に加える
     4和音(7th)を土台に、9thや13thを足すと自然に響く。
  2. 避ける音(Avoid Note)を意識する
     コードによっては、11thなどが不協和になる場合があります。
コード避ける音理由
Cmaj711th(F)メジャー3rd(E)と半音衝突
C711th(F)同上(テンションは#11を使う)
Cm713th(A)マイナー3rd(E♭)と衝突しやすい

テンションを“聴かせる”使い方3選

  1. メロディとテンションを重ねる
     メロディに9thが含まれていれば、伴奏側もCmaj9にすることで統一感が出ます。
  2. テンションを分散して使う
     ピアノ・ギター・ベースで役割を分けて重ねると、濁らず豊かに響く。
  3. コード進行の終わりにテンションを入れる
     C → G → Am → Fmaj9 のように、終止感と余韻を両立。
▲ Fmaj9をラストに入れると、エンディングが洗練された印象に

実践:テンションで変わる響き比較

進行印象
C → Am → F → Gシンプル・明るい
Cmaj9 → Am9 → Fmaj9 → G13おしゃれ・立体的・大人っぽい

同じ進行でも、テンションを加えるだけで世界観がガラッと変わります。


DAWやプラグインでテンションを試す

最近の作曲支援ソフトでは、ワンクリックでテンション付きコードを作成可能。
耳で違いを聴き比べながら、自然に身につけるのがコツです。

おすすめツール:Scaler 3

Scaler 3 は、モード、分数コード、代理コード、テンションコード、MIDI出力機能などを統合した最新バージョンプラグインです。 コード進行の設計から表現の演出まで、一手で対応できるよう拡張されています。

なお、既に Scaler 2 を所有している方は、アップグレード割引 が提供されている場合がありますので、公式サイトをチェックしてみてください。

Scaler 3をチェックする

ABILITY

INTERNET/ ABILITY 5.0 Pro は、高品位なサウンドクオリティをベースにレコーディングやサウンドデザイン、ミキシングからマスタリングまで制作のワークフローを統合し、あらゆるジャンルの表現に応えるための充実したインストゥルメントも収録したDAWソフトウェア。

Cubase

現代を代表する、最もポピュラーな DAWのひとつ、Cubaseシリーズの最上位版。直感的かつ正確なミックスを可能にするVSTプラグイン・オーディオエフェクトの追加や、スコアエディット機能の強化を実現。快適なMIDI打ち込みによる楽曲制作や、卓録に活躍します。これからDTMをはじめる初心者から、チャートのプロデューサーに至るまで幅広く可能性を引き出す、オールマイティなソフトウェアです。ダウンロード納品版。

Studio One

ドイツのプログラマーがデザインした、スタイリッシュな見た目が特徴のStudio One。バージョン7より、Prime / Artist が統合され、Professionalグレードのみに変更。これによりレコーディング、プロダクション、ミキシング、マスタリング、パフォーマンスに必要な全てを包括的に提供するパワフルなオールインワンDAWソフトウェアとなりました。

まとめ:テンションは“感情の余韻”を描く

テンションコードは、音楽に“色”と“空気”を与える装飾。
使いすぎず、必要な場所にだけ添えると、曲が一気に洗練されます。
あなたのコード進行に、もう一滴のエッセンスを加えてみましょう。

次に読む:
・代理コードでおしゃれな響きを作る
・ダイアトニックコード完全マスター
・コード進行の作り方を図解で学ぶ

音楽理論
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